tameshita新しいツールを実際に動かした記録

dashi-taskboard — AIエージェントのタスクをカンバンで管理するローカルツール動いた

Codex/Claude Code などのAIエージェント向けに、issue(タスク)をカンバン形式で管理するローカル完結のタスクボード。Node.jsのHTTPサーバー+Web UIと、同じAPIを叩く`taskctl` CLIで構成される。

配布元: https://github.com/chuspeeism/dashi-taskboard  / 2026-09-08 時点で確認

この日に実際に動かした結果です。内容の誤りに気づかれた場合はお問い合わせください。確認のうえ訂正します。

使い方

やること:ローカルにタスクボードのWebサーバーを立て、CLIからプロジェクトとissueを1件作って状態を動かす。

  1. 依存関係をインストールし、Web UIをビルドする。

    npm install
    npm run build

    `dist/web/`にビルド済みのHTML/JS/CSSが生成される

  2. ローカルサーバーを起動する。

    npm start

    `Codex Taskboard listening on http://127.0.0.1:47823`と表示され、ブラウザで開くとタイトルが`Taskboard`のページが返る

  3. `taskctl`でプロジェクトを1つ作る。

    npm run taskctl -- project create --id my-project --name "My project" --workspace-path /tmp/my-project

    作成したプロジェクトのJSON(id, name, labelsなど)が標準出力に返る

  4. issueを作る。README通りに`--thread-id`無しで叩くと`USAGE_ERROR`になるので、`CODEX_THREAD_ID`環境変数(または`--thread-id`)を付けて実行する。

    CODEX_THREAD_ID=local-verify npm run taskctl -- issue create --project my-project --title "日本語タイトルのテスト issue" --status todo --priority high --labels product,mvp

    identifierが`MYP-1`のissueがJSONで返る。日本語タイトルはそのまま文字化けせず入る

  5. 作ったissueの状態を動かす。`move`も同様に`CODEX_THREAD_ID`が要る。

    CODEX_THREAD_ID=local-verify npm run taskctl -- issue move MYP-1 --status in_progress
    npm run taskctl -- issue get MYP-1

    `status`が`in_progress`に変わり、`version`が2に上がったissueが取得できる

通した結果

"identifier":"MYP-1","projectId":"my-project","title":"日本語タイトルのテスト issue","description":"","status":"in_progress","priority":"high","labels":["product","mvp"]

使ってみて良かった点

  • `npm install`→`build`→`start`だけでローカルにHTTPサーバーが立ち、GPUや有料APIは不要。無料枠すら要らない完全ローカル動作
  • `taskctl`のJSON出力はプロジェクト・issue双方とも構造化されていて読みやすく、issueは`get MYP-1`のようにUUIDでなく発行された識別子(`<プロジェクト略号>-<連番>`)で参照できる
  • issueの`status`を`move`で変えると`version`が自動でインクリメントされ、楽観的ロックの仕組みがCLIからでも確認できた

使ってみて不便だった点

  • プロジェクト作成時に既定で入るラベル(`缺陷`, `特性`, `改进`など)が中国語のまま入るので、使うにはラベルを作り直す必要がある
  • ビルド後のJS成果物に1MB超のチャンクがあり、Vite自身が分割を促す警告を出す(機能上は問題ないが初回ロードは重め)

詰まった点と、効いた対処

実行したコマンド
npm run taskctl -- issue create --project my-project --title "日本語タイトルのテスト issue" --status todo --priority high --labels product,mvp
出たエラー
{"schemaVersion":2,"error":{"code":"USAGE_ERROR","message":"Codex conversation attribution requires --thread-id or CODEX_THREAD_ID"}}
対処

READMEの`Use the CLI`の例には`--thread-id`が付いていないが、実際には`issue create`/`issue move`など変更系コマンドは`--thread-id <ID>`か環境変数`CODEX_THREAD_ID`のどちらかが無いと`USAGE_ERROR`で失敗する。適当な文字列(本検証では`local-verify`)を`CODEX_THREAD_ID`に設定すると通った

実行したコマンド
curl -s http://127.0.0.1:47823/api/projects/my-project/tasks
出たエラー
{"error":{"code":"NOT_FOUND","message":"API route not found"}}
対処

推測したAPIパスは存在しなかった。HTTP APIの正確なパスはドキュメント化されておらず、本検証では`taskctl`経由での確認にとどめた

確認した条件

確認日2026-09-08
試した版bd264e7ff3402785f1e8b0bb789106358352707b
実行環境Node.js v22.22.2 / npm 10.9.7。macOSアプリ化(Tauri)やCodexへの埋め込み(CDP注入)はGUI・macOS前提のためこの検証機(Linux, ヘッドレス)では対象外とし、`npm install`→`npm run build`→`npm start`のローカルサーバーと`taskctl` CLIのみ検証した。