Reactor Atlasとは?世界の原子炉を年ごとに追える地図(英語)動いた
世界の原子炉 441 基を地球儀に並べ、年を 1960 年から動かせる、という地図を使ってみた。今回は日本の発電所を1つ選んで号機ごとの型式・出力・運転開始年まで辿り、ついでに年を戻して当時の順位を見るところまで試した。
この日に実際に動かした結果です。内容の誤りに気づかれた場合はお問い合わせください。確認のうえ訂正します。
掲載した画面は Reactor Atlas のものです。手順の説明に必要な範囲を引用しています。
使う前に分かること
| 登録 | 不要(アカウントを作らずに使えた) 同じものの一覧 |
|---|---|
| クレジットカード | 要求されなかった 同じものの一覧 |
| 無料で使える範囲 | 地図・国別の統計・発電所ごとの詳細・年の切り替えまで、触った範囲は全部登録なしで見られた。 くわしく |
| 日本から | 使えた |
| 日本語UI | なし(画面は英語) |
| 確認日 | 2026-09-08(この日に実際に動かした) |
使い方
やること:特定の国と発電所を選び、号機ごとの型式・出力・運転開始年まで辿る。
reactoratlas.com を開く。登録もログインも無く、地球儀と国別の順位がいきなり出る。
出るものWorld 401.6 GWe、441 reactors · 32 countries と出る。

左の順位から Japan を押す。
出るもの地図が日本に寄って、33 reactors、原子力が発電の 9.1% と出る。

福島第一のアイコンを押す。最初に地図の余白を押したら拡大されただけだったので、アイコンそのものを狙う。
出るもの右に号機ごとの詳細が開く。1号機は BWR-3、439MWe、1971年3月営業運転開始。右上の 1〜6 のボタンで号機を切り替える。
これで、発電所を選んで号機の詳細まで辿れた。ゴール。せっかく年が動かせるので、戻してみる。

画面下のつまみを 1980 まで戻す。
出るものその年の数字に総入れ替えになる。130.5 GWe、244 reactors · 26 countries。国別順位では日本が2位に出ていた。

最後まで通した時に出たもの(実際の出力)
1980年の国別順位では日本が2位に出ていた。
良かった点
- 登録もログインも無い。開いた瞬間から全部見られる
- 年を1960年から2030年まで動かせて、順位の入れ替わりがそのまま見える
- 数字ごとに出典が書いてある(IAEA PRIS、Global Energy Monitor と日付)
- 選んだ国・発電所・年がURLに入るので、その画面のまま人に渡せる
- 通知はメールアドレスだけで作れる。アカウントを作る導線が無い
不便だった点
- 日本語がない。選べるのは英語とスペイン語の2つだけで、地名も英語表記
- 地図の余白を押すと拡大されてしまい、発電所の詳細が開かない。アイコンを正確に狙う必要がある
無料でどこまで使えるか
地図・国別の統計・発電所ごとの詳細・年の切り替えまで、触った範囲は全部登録なしで見られた。課金や上限の案内は画面に出てこなかった。通知だけはメールアドレスの登録が要る(そこは試していない)。
詰まった点
地図をクリックしても発電所は開かない。余白を押すと拡大されるだけで、アイコンを直接押す必要がある
号機ごとの詳細は、右上に並ぶ 1〜6 の番号ボタンで切り替える。最初は1号機が選ばれている
まとめ
発電所を選んで号機の詳細まで、登録無しで届いた。数字ごとに IAEA などの出典と日付が付いていて、画面の状態が URL に入るのでそのまま人に渡せる。引っかかったのは、地図の余白を押すと拡大されるだけで発電所が開かないこと。地名も含めて日本語は無い。「あの頃どこに何基あったか」を目で確かめたい人向け。